劇団四季の全国公演作品『カモメに飛ぶことを教えた猫』が、2025年に再演スタート。2020年(2019年〜2020年の全国ツアー)とのキャストを比較すると、続投と新キャストがバランスよく配置されているのが特徴です。ここでは、主要キャスト7名を中心に、前回公演と今回公演のキャストをしっかりと対比してご紹介します。
登場キャラクターと2025年キャスト紹介
🐾 メインキャスト
ゾルバ

港町でひん死の母カモメから託された卵を、猫の仲間とともに育てる黒猫。誠実で男気があり、仲間への思いやフォルトゥナータへの愛情が物語の原動力となります。
2020年(前回公演)
厂原時也、笠松哲朗
2025年(今回公演)
厂原時也、山下泰明
→厂原時也さんは続投!初演からの安定した演技力に定評があり、再び主役に戻ってきたことにファンも歓喜。もう一人の山下泰明さんは『ライオンキング』シンバ役でも知られ、フレッシュな魅力とリーダーシップを併せ持つ新たなゾルバ像に期待が集まります。
フォルトゥナータ

飛ぶことを知らずに猫たちに育てられたカモメのヒナ。素直でまっすぐ、自分が猫だと思い込む純粋さで、「飛ぶ」ことへの恐怖と向き合う姿が胸を打ちます。
2020年(前回公演)
前田更紗、横田栞乃
2025年(今回公演)
東沙綾、前田亜紗
→前田亜紗さんは続投組で、初演時から透き通る歌声と表情豊かな芝居が光る女優。東沙綾さんは新キャストであり、等身大の少女らしい無垢さが魅力。旧演出を知る前田さんと新風を吹き込む東さんの対比も楽しめます。
大佐

猫たちをまとめ、誓いを立てさせる“しっぽの誓約”を提案する元軍人風のリーダー格。威厳と仲間思いの温かさを併せ持つ存在です。
2020年(前回公演)
荒木 勝、志村 要
2025年(今回公演)
志村 要、吉谷 昭雄
→志村要さんが前回に続いて再登場。劇団内でも存在感のある中堅俳優で、役に重厚さをもたらすタイプ。吉谷昭雄さんは新キャストで、柔らかくも包容力のある演技に注目です。
秘書

知識と冷静な判断力を備えた猫。物語の進行で重要な情報を提供し、知的な支えとなります。
2020年(前回公演)
三宅克典、片山怜也
2025年(今回公演)
荒川 務、三宅 克典
→こちらも三宅克典さんが続投。2020年当時と同様、知的でどこかユーモラスな「秘書」像を体現。荒川さんは数々の主役を演じてきたベテラン俳優。
博士

博識で少し風変わり、ユーモアと静かな洞察力を併せ持つ猫。学者肌のキャラクターが舞台に奥行きを与えます。
2020年(前回公演)
青木朗、奥田直樹
2025年(今回公演)
有賀 光一、川口 雄二
→キャストは一新されましたが、博士というキャラクターのユニークさと博識ぶりを表現するには演技力が重要。今回の有賀さんと川口さん、どちらも芸達者な舞台俳優で、独特の空気感をどう出すのか注目です。
ブブリーナ

気が強く芯のある雌猫であり、町の“マドンナ”的な存在。仲間の指針となるしっかり者でありながら、フォルトゥナータの先輩的役割も担います。
2020年(前回公演)
辻茜、宮澤聖礼
2025年(今回公演)
山崎 遥香、松山 育恵
→2025年は新キャスト。辻さんや宮澤さんが表現してきた“鋭さの中にある優しさ”を、山崎さんと松山さんがどう表現するかが注目ポイント。
マチアス

酔っ払いのチンパンジー。曲芸飛行のパイロットと過ごした日々を忘れられずにいる。コミカルかつ深みのあるキャラクター。
2020年(前回公演)
明戸信吾、町田兼一
2025年(今回公演)
町田 兼一、吉賀 陶馬ワイス
→町田兼一さんが再登板!物語の案内役ともなる“マチアス”は、舞台のテンポを左右する重要ポジション。2025年新参加の吉賀さんは、柔らかくも知的な語り口が魅力。
🧍♂️ 男性アンサンブル
2020年(前回公演)
嶺山秀平、寺尾聡馬、和泉澤広野、佐橋秀明、瀬下喬弘、寺内淳、成田颯太、宮本勝志、赤井涼之助、荻野永基、狩野勇人
2025年(今回公演)
磯江 拓也、菊池 貴大、松本 拓也、早田 慎太郎、星 ひかる、流石 伸之輔、角田 光、眞柄 成寿、狩野 勇人、香取 直矢、松井 爽、岡 朗生
🧍♀️ 女性アンサンブル
2020年(前回公演)
佐藤友里江、林美菜子、吉村摩耶、光川愛、大橋美絵、青柳絵里奈、大中ゆかり、山脇麻衣、海野愛理、川口侑花、大寺葉月、小野日歌里、深沢萌華、服部知佳美
2025年(今回公演)
塚越 真夏、津村 美緒、竹下 里香、須見 桃子、軽部 智子、馬場 杏奈、湯川 紗奈、栗原 寧々、川口 侑花、近藤 合歓、村田 繭菜、大西 杏奈、古森 麻由、佳田 菜那
公演の見どころ
- 原作はルイス・セプルベダの児童文学『カモメに飛ぶことを教えた猫』。深いテーマを優しい語り口で描いた作品。
- 舞台美術は港町の風景を温かく描写し、幻想的な照明と共に“飛ぶ”ことの意味を美しく演出。
- 劇団四季ならではの身体表現と歌で、小さな命の成長と冒険を描き出します。
おわりに|“飛べない”私たちにも翼をくれる作品
『カモメに飛ぶことを教えた猫』は、ただの動物ファンタジーではありません。違いを超えて助け合う姿、未知への恐怖に向き合う勇気が描かれた本作は、今の私たちにも“飛ぶ力”をくれるはずです。
劇団四季の新たな代表作となる予感に満ちた本作。ぜひ劇場で、飛ぶことの意味を体感してください。
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