【観劇レビュー】北村クリストフ1年ぶりの帰還!『アナと雪の女王』2025年8月30日ソワレ感想

劇団四季ミュージカル

『アナと雪の女王』2025年8月30日ソワレ公演を観劇してきました。
今回は、待望の北村優さんが約1年ぶりにクリストフとして登場!さらに、木内和真さんハンス&金久烈さんパビーという初見コンビに加え、岡村美南さんのエルサ復活という見どころ満載の公演でした。
劇場に響き渡る美しい歌声、キャストの新たな魅力、そして1年ぶりの再会に胸が熱くなる2時間半。
その感動を、じっくり振り返ります。

❄2025年8月30日ソワレ出演キャスト

✅ 本日のキャスト(2025年8月30日ソワレ)

プリンシパルキャスト

  • エルサ:岡本 瑞恵
  • アナ:荒巻 くるみ
  • クリストフ:北村 優
  • ハンス:木内 和真
  • ウェーゼルトン:臼井 孝一
  • パビー:金久 烈
  • オーケン:千葉 晃暉
  • オラフ:高永 朔翔
  • イドゥナ妃:大岡 敬
  • アグナル王:畑 真央
  • ヤングエルサ:塩山 葵
  • ヤングアナ:吉村 優花

アンサンブル

🎭 男性アンサンブル

  • 吉倉 一
  • 木村 優
  • 笠間 大樹
  • 高野 佳基
  • 時岡 淳
  • 玉木 隆寛

🎭 女性アンサンブル

  • 糸嶺 玲子
  • 篠原 真梨子
  • 土居 来未
  • 三田 加奈恵
  • 豊田 梨紗
  • 岡本 直子
  • 染谷 早紀

1年ぶりの北村優クリストフ|やっぱりこの声が聴きたかった!

北村優さんのクリストフ、待ってましたーーー!
昨年の出演から約1年ぶりの登板ということで、始まる前からワクワクが止まりませんでしたが……やっぱり最高でした。

まず歌声の安定感と深みは健在どころか、さらに深みを増した印象。「クリストフ・ララバイ」では、静まり返った劇場に、北村さんのまろやかで包容力ある声がスッと響いて、ただただうっとり。スポットライトのなかで、静かに、でも確実に感情を届けてくるあの歌唱は唯一無二です。

セリフの細かい言い回しも少しずつ変化があって、「氷担いでるからな」のセリフのニュアンスが、前よりも少し柔らかくなっていたように感じました。毎回“ブラッシュアップ”されていく北村クリストフ、推せる……!

そして、「愛の何が分かる!」での“安全装置”の華麗なさばき。ここはもう、見慣れてるはずなのに、あまりの鮮やかさに毎回心の中で拍手してしまいます。

表情も本当に豊かで、北村クリストフの顔を見ていれば、まわりで何が起きているのか全部わかる。演技・歌・動き、三拍子そろった理想のクリストフだと改めて実感しました。

初見の木内和真ハンスと金久烈パビー|新鮮な組み合わせに注目

この日は、ハンス役に木内和真さん、パビー役に金久烈さんという、筆者にとっては初めての組み合わせ。新鮮で、発見の多い配役でした。

木内さんは、おそらく以前『ゴースト&レディ』のアンサンブルで拝見して以来。正直そのときの印象があまり残っていなかったのですが……こんなに歌えて、こんなに“ハンスっぽさ”全開の方だったとは驚きでした!

アナを裏切る場面では、本当にクズ感がにじみ出ていて、思わず「うわ、ハンスだわ……」とつぶやいてしまうほど。まだ少し粗さはあるものの、これからの進化がとても楽しみなキャストです。

そして金久烈さんのパビー、これはもう「安定感」という言葉を超えて、もはや“オリジナルキャスト”のような存在感でした。

とにかく声が大きくて通る!
魔法を解くおまじないの場面では、その声と風格が相まって、もはや“精霊の儀式”のような神々しさすら感じました。

ここまで存在感があると、逆に「アンサンブルに混ざっているとき浮かないの?」と気になるところですが、なんとしっかり溶け込んでいて安心。演技のバランス感覚もさすがです。

復帰が嬉しすぎる!岡村瑞恵エルサ|オリジナルキャストの底力

エルサ役を演じたのは、オリジナルキャストでもある岡村瑞恵さん。ここ数年は出演のなかった期間もあり、おやすみされていたご様子ですが、約1ヶ月前に復帰され、ファンにとっては歓喜の再登場となりました。

久しぶりの舞台とは思えないほど、全てが「さすが」の一言。歌・芝居・立ち姿……どれを取っても圧巻のクオリティです。

特に印象的だったのは、芝居の繊細さ。
「アナを傷つけてしまうのではないか」と怯えるエルサの心情が、ちょっとした視線や動きにもにじみ出ていて、その一瞬一瞬が深い。すべてのアナを見てきたからこそわかるのですが、岡村エルサは「これぞエルサ」と言いたくなる完成度でした。

圧倒的な歌唱力はもちろん健在で、「生まれてはじめて(リプライズ)」や「ありのままで」などのナンバーでも、空気を一変させるような存在感を放っていました。

❄ まとめ|新たな出会いと、待ち望んだ再会が詰まった一夜

1年ぶりに再会できた北村優さんのクリストフは、やはり唯一無二の魅力で、心の奥まで響く歌声と豊かな表情が舞台を支えていました。初見の木内和真さん(ハンス)と金久烈さん(パビー)は、ともに新鮮かつ実力派の風格があり、今後の進化が楽しみなキャスト。とくに金久さんの圧倒的な声量と存在感は、まさに“魔法級”でした。

そして、数年ぶりの出演となる岡村瑞恵さん(エルサ)が見せてくれたのは、さすがオリジナルキャストと唸るしかない説得力と完成度。芝居の細やかさ、歌の力強さ、美しい所作、どれもがエルサそのものでした。新しい出会いと、待ち望んだ再会が詰まった、忘れられない観劇体験になりました。

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