【観劇レビュー】劇団四季アラジン 2022年3月27日マチネ

ミュージカル

先日劇団四季のアラジンを観に行ってまいりました。
今回でアラジンの観劇は7回目です。
本当はアナと雪の女王を観に行く予定でしたが、コロナで中止になってしまったため、前日予約で急遽アラジンのチケットをとりました。
前日予約のため、席にほぼ選択肢がなく、1階S席。初めての1階センターブロックでした。11列でしたが、ほぼドセンターですごく見やすかったです、、、

アラジン BROADWAY’S NEW MUSICAL COMEDY [ 劇団四季 ]

価格:2,902円

厂原時也さんのアラジン

ここ4回一和アルが続いていて、そろそろ厂原さん観たいなーと思っていたので、久しぶりの厂原アルに歓喜!初めてアラジンを観劇した際、あまりに完璧すぎるアラジンに驚愕した記憶がありますが、やはり厂原さんの完成度はすごい。オリジナルキャスト(初演、CDキャストではないですが、、、)として、6年以上演じられてることもあってか、『演じてる感』が全くなく、厂原さん自身がアラジンそのもの。
例えば『ダイヤの原石』でのコミカルなお芝居から、ジーニーのために使うはずだった3つ目の願いを、やっぱりジーニーのために使えない、と告白するシリアスなシーンまでの振り幅がすごい。台詞がない部分でも表情でものすごく魅せてくれるので、感情移入しちゃうし、話の展開分かってるのに感動してしまう。
久しぶりの厂原アルは本当に素晴らしかったです。

瀧山久志さんのジーニー

瀧山ジーニーは1月ぶり。瀧山さんは最初4回連続で拝見したので、そのときは瀧山さん以外のジーニー見てみたい、という思いでいっぱいでしたが、実際ここ2回阿久津さんで観たところ、結果瀧山ジーニーが恋しい、、、笑
やはり瀧山さんの完成度はすごい。
あまりにジーニーそのもので、まるでアニメから飛び出してきたような圧倒的なクオリティ。台詞の言い回しがもはや『台詞』ではなく、本人の口から自然と出た言葉かのような自然さ。
オペラ出身なので、歌唱力は言うまでもなく、、、

岩崎晋也さんのカシーム

念願の岩崎さんのカシーム。岩崎カシーム観たさにこの日は観に行ったと言っても過言ではありません。かれこれ15年程『最推し』に君臨していた岩崎さん。カシームすれ違いでなかなか観られなかったのですが、ついに観られた~。キャッツのマンカストラップを演じている時も感じましたが、岩崎さんの演じる役はとにかく熱い!!アラジンの親友カシームという役柄が、人情深い役柄なので、どなたが演じても熱い役ではありますが、岩崎さんの演じるカシームは他の方に比べてさらに熱い兄貴感を感じました。
元々はバレエ出身のダンサーさんなのに、歌も歌えてマルチな俳優さんで、オマールの戸高さん、バブカックの白瀬さんに比べると声量が劣る部分はあったものの、全体的にバランスが良かったです。
とにかくやっと観られてうれしかった・・・!

総評

この日はアンサンブルに特別に応援している俳優さんがいなかったので、普段観る余裕のない枠のアンサンブルの方も観られて大満足でした。キャッツのカーバケッティで拝見したことのある櫻木数馬さんは、髭を生やしたアンサンブルの方がほとんどの中、つるっとした感じで一人すごく目立ってて気になりました。が、そこまでしっかり観られなかったので、次回また是非観たい・・・!前回アラジン観劇の際に気づいた、衛兵の時かっこよすぎるハンドコさんはやっぱり素敵だったのですが、ジーニーの着替えを手伝ったり、小道具運んだり、かなり仕事の多い枠だということがわかりました。

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