【阿久津陽一郎さん】「アラジン」ジーニーや「アナと雪の女王」アグナル王役

ミュージカル

昨年日本初演を迎えた「アナと雪の女王」で主人公アナの父親・アグナル王を演じたり現在、長期点検中の「アラジン」ではランプの魔人・ジーニーを演じていらっしゃる劇団四季俳優・阿久津陽一郎さんを本日は紹介したいと思います。

 

プロフィールと経歴

阿久津陽一郎さんは、1971年生まれの50歳(2022年2月現在)。1994年に劇団四季の研究所に入所。劇団四季のオーディションに合格されたのは大学在学中のことだったそうです。ファミリーミュージカル「冒険者たち」で劇団四季の初舞台を踏みます。

主な出演作

・冒険者たち ノロイ、イダテン
・桃次郎の冒険 桃三郎
・エクウス 馬
・人間になりたがった猫 風船屋
・クレイジー・フォー・ユー ムース
・夢から醒めた夢 暴走族
・ライオンキング シンバ、アンサンブル
・ハムレット レイアーティーズ、フォーティンブラス
・トロイ戦争は起こらないだろう エクトール
・アイーダ ラダメス
・マンマミーア スカイ、サム・カーマイケル
・ミュージカル異国の丘 劉玄
・ミュージカル南十字星 保科勲
・アンチゴーヌ エモン
・オンディーヌ ベルトラム
・キャッツ ラム・タム・タガー
・アラジン ジーニー
・アナと雪の女王 アグナル王
・ウエストサイド物語 トニー
・ミュージカル南十字星 保科勲

多くの作品で主役級の役を演じられています。身長が高く、声もハリがあるのですごく主役映えする俳優さんという印象。 30代~40代にかけては、「ザ・イケメン」の主役を演じられることが多かったですが、年齢を重ねてからは、アラジンの「ジーニー」などコミカルな役回りにも挑戦され、役の幅がぐっと広がったように思います。

阿久津陽一郎さんの「ジーニー」

とにかく明るい!SNSでは、「自由になる前から自由なジーニー」なんて呼ばれることもあるほど、とにかく元気で明るいジーニーです。なによりお芝居が自由で、観るたびにアドリブが違って、何度観ても違ったおもしろさで楽しませてくれます。2022年の登板では、ジーニーのビックナンバー「フレンド・ライク・ミ―」の間奏の部分で毎回ゴルフネタのアドリブを披露していました。大ベテランである阿久津さんならではの楽しませ方でした。

2022年に開催された「Hibiya Festival 2022」に青山弥生さん、厂原時也さん、平田愛咲さん、中原詩乃さんとともに出演し、「フレンド・ライク・ミ―」を披露しました。またトークショーでは司会も務められています。

 

阿久津陽一郎さんの「サム」

阿久津陽一郎さんは「マンマミーア」で長くサム役を演じられています。あたたかみと、カッコ良さを兼ね備えたサムでとても大好きです!ソフィにとっては「パパ」の一面と、ドナにとっては「男性」の一面をうまく表現しており、これまで観たサムを演じてらっしゃる俳優さんの中でもとくにバランスが良いと思います。ドナとサムのナンバー「S.O.S」はドナとのデュエットが心地よく、素晴らしいナンバーに仕上がっていました。

阿久津陽一郎さんの「ラム・タム・タガ―」

阿久津さんがキャッツで「ラム・タム・タガ―」としてデビューしたのは、2004年に開幕したキャッツ五反田公演。ジーニー同様とにかくハイテンションで自由。「あまのじゃく」という言葉がぴったりなタガ―です。タガ―と言えば、「アイドル系」「色気系」「はっちゃけ系」など、演じる俳優さんによってかなりカラーが変わる役だと思いますが、阿久津さんの演じるタガ―は「はっちゃけ系」です。「かっこいいー!!」というタガ―ではありませんが、本当に自由に動きまわっているので、見ている方も楽しくなってしまいます。

 

まとめ

いかがでしたか?長きにわたり、劇団四季の看板俳優として活躍されている阿久津陽一郎さん。今年は「ジーザス・クライスト・スーパースター」の上演も控えており、何の役を演じられるのか楽しみですね。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

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