【加藤迪さん】「オペラ座の怪人」ラウルや「キャッツ」マンカストラップ役

ミュージカル

現在大阪で公演中の「オペラ座の怪人」のラウル役や、2022年7月名古屋で開幕する「キャッツ」でマンカストラップを演じる加藤迪さんをご紹介したいと思います。

プロフィールと経歴

加藤迪さんは1987年生まれの現在34歳です。(2022年4月現在)
北海道の釧路市出身で、学生時代は野球に打ち込んでいましたが、高校3年生の時「クレイジー・フォー・ユー」を観劇したことをきっかけに、劇団四季を目指したそうです。
2008年研究所入所、同年に「ライオンキング」男性アンサンブルで劇団四季の初舞台を踏みました。

主な出演作

・ライオンキング アンサンブル
・春のめざめ オットー、アンサンブル
・はだかの王様 運動大臣アロハ
・ガンバの大冒険 ガンバ、ヨイショ
・人間になりたがった猫 スワガード
・キャッツ マンカストラップ
・パリのアメリカ人 アンリ・ボーレル
・オペラ座の怪人 ラウル・シャニュイ子爵

 

 

加藤迪さんの「ラウル・シャニュイ子爵」

私が一番最近加藤さんを拝見したのは「オペラ座の怪人」のラウル・シャニュイ子爵役です。
”子爵”の称号にぴったりなスマートな出で立ちと、くせのないハリのある歌声が、「ラウル」という役にぴったりハマっていました。
加藤迪さんは、2020年にラウル・シャニュイ子爵デビュー。
2020年10月にリニューアルされたJR東日本四季劇場「秋」のこけら落とし公演として、開幕した「オペラ座の怪人」ですが、その後約1年3か月、加藤さんと光田健一さんの2名でラウル役を回されていました。
加藤さんといえば、「キャッツ」のマンカストラップの印象が強く、鈴木涼太さんや北澤裕輔さんのような音大出身俳優が演じられてきたラウルという役をどのように演じられるのか、観る前は想像がつきませんでしたが、クラシカルな歌もとても素敵に歌われていました。

劇団四季公式twitterより
こちらのCMでラウルを演じられているのが加藤さんです。

こちらの大阪公演に向けた最終舞台稽古に参加されているのも、加藤さんのラウルですね!

加藤迪さんの演じる「マンカストラップ」

加藤さんは2014年ころから「キャッツ」のリーダー猫、マンカストラップ役を演じられています。筆者は「キャッツ」が大好きなので、2005年頃からものすごい回数観劇していますが、今まだ観たたくさんのマンカストラップを演じられた俳優さんの中でも、特にクオリティの高いマンカストラップだと感じています。いろんなタイプの俳優さんがいますが、加藤さんの演じるマンカストラップは、ド正統派。歌、ダンスともに安定感抜群で、加藤さんのマンカストラップがいると全体がしまる感じがしました。

こちらのマンカストラップが加藤さんのマンカストラップですね!
2019年に発売されたキャッツのCD「劇団四季ミュージカル『キャッツ』メモリアルエディション」では、加藤さんがマンカストラップ役として収録に参加されています。

劇団四季ミュージカル『キャッツ』 メモリアルエディション [ 劇団四季 ]

価格:3,256円
(2022/4/4 00:46時点)感想(2件)

加藤さんの「フィーバス」

2022年12月に開幕する「ノートルダムの鐘」京都公演の稽古写真に加藤迪さんがフィーバス役として登場しました!

これまで日本でフィーバスを演じたのは、清水大星さん、佐久間仁さん、光田健一さん、神永東吾さんと、韓国出身の俳優のみだったので、加藤さんは日本人初のフィーバスとなります。

↑こちらの記事では、加藤迪さんと佐久間仁さんが、フィーバス役として稽古されている様子が掲載されています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました