この記事では、劇団四季俳優の「岩崎晋也さん」をご紹介します。2022年秋に舞浜アンフィシアターで開幕した「美女と野獣」では魔法でろうそくに姿を変えられてしまったルミエールを演じています。「アラジン」や「キャッツ」などでも主要キャストを務め劇団四季になくてはならない存在として活躍されています!
『ライオンキング』札幌公演より、北海道四季劇場内のフォトスポットで、「 #プライドロックからお披露目 」ポーズにチャレンジする企画。今回は、ティモン役・岩崎晋也が登場!
岩崎「10歳で、初めてバレエの発表会に出た時のプログラムは、僕の原点です!」#LK札幌 pic.twitter.com/VvSv00BCue— 劇団四季 (@shiki_jp) October 18, 2017
プロフィールと経歴
岩崎晋也さんは1982年8月3日生まれ。北海道札幌市出身です。9歳の頃に観た「キャッツ」に衝撃を受け、10歳の頃からクラシックバレエをはじめます。バレエで海外に留学した経験もあるそうですが、イラク戦争の影響で帰国を余儀なくされたんだとか。
2003年に劇団四季のオーディションに合格し、『アンデルセン』のアンサンブルで初舞台を踏みました。
主な出演作品
・アンデルセン アンサンブル、ニールス
・ソング&ダンスⅡ
・オペラ座の怪人 アンサンブル
・キャッツ タンブルブルータス、ミストフェリーズ、マンカストラップ・エビータ アンサンブル
・劇団四季ソング&ダンス 55steps ダンスパート
・コーラスライン リチー
・ウエストサイド物語 スノーボーイ、リフ
・ライオンキング ティモン
・アラジン カシーム
・美女と野獣 ルミエール(2022.10~)
岩崎さんの「カシーム」
アラジンの友人で、兄貴分のキャラクターであるカシーム。岩崎さんのカシームはまさに「兄貴分」という言葉がぴったりの人情派カシームです。「プリンス・アリ」や「ハイアドベンチャー」では岩崎さんのコミカルなお芝居が楽しめますよ。カシームは意外とダンスシーンが少なく、1幕の「バブカック・オマール・アラジン・カシーム」やラストしか岩崎さんのカシームを楽しめる場面がありませんが、その短いダンスシーンではキレキレのダンスを披露されています。
岩崎さんの「ルミエール」
「ソング&ダンス 55steps」ではダンスパートでありながらも、「Be our guest 」のナンバーで歌声を披露していた岩崎さん。それを観て「いつか岩崎さんのルミエール観てみたいなぁ」と思っていたらまさかの!ルミエールにキャスティングされたので驚きました。ルミエールといえば、道口瑞之さんや百々義則さんなど「歌が歌える演技派」というイメージだったので、岩崎さんのキャスティングを正直意外に感じましたが、実際に拝見するとものすごくハマり役でした!ルミエールのキザな紳士の感じをうまく表現されていて、雰囲気がとてもあっていました。なにせ衣装がロウソクなので、バキバキに踊るシーンはありませんが、ビーアワゲストでは、素敵な歌声と軽快なステップを披露されていました。是非また観たい素敵なルミエールでした!
岩崎さんの「マンカストラップ」
20年近く「キャッツ」に出演されている岩崎さんですが(すごい・・・!)、2021年になりストーリーテラーであるマンカストラップ役に抜擢されています。2021年7月に開幕した「キャッツ福岡公演」で短い期間何度か演じられただけなので、1度しか拝見できていませんが、岩崎さんのマンカストラップは「人情派親分リーダー」。マンカストラップは、前でみんなを引っ張るタイプと後ろから見守るタイプがいますが、どちらかというと後ろから見守っているけど、とにかく熱い!!ミストフェリーズがマジックで、オールドデュトロノミーをマキャビティから奪還(?)した際には、おいおい泣いて喜ぶような(実際泣いてないですが)そんなリーダーでした。
RKKラジオ「福ミミらじお」に生出演した岩崎晋也。劇団四季を目指したきっかけや、『キャッツ』の魅力についてお話しました。 #キャッツ福岡公演 pic.twitter.com/nw8f9n2IIW
— 劇団四季 (@shiki_jp) October 26, 2021
まとめ
いかがでしたか?今回は岩崎晋也さんについてご紹介しました。
様々な作品でプリンシパルキャストを演じ、ダンサーの枠を超え活躍している岩崎さん。開幕したての「美女と野獣」でルミエールを演じながら、キャッツなどにも出演し2023年も大活躍です。これからの活躍もとても楽しみですね。

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